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中古車選びのポイントと注意点

新車よりも安く購入できる中古車は、新車では予算オーバーだった車や出来るだけ安価な車を探している方におすすめです。

また、半導体不足による新車の納期遅延により、すぐに乗れる中古車は注目されています。

中古車は、走行距離やキズ、メンテナンス状況など1台1台状態が異なり、同じ車はありません。中古車選びは、車を選ぶ楽しさと、状態を見極める難しさがあります。

今回は、中古車選びで失敗しないためのポイントと注意点を詳しく紹介します。

欲しい装備は予めチェックしよう

中古車は、ナビやETC、サンルーフなど装備が1台1台異なります。
ナビの地図は少々古い場合もありますが、新しく購入することを考えるとお得です。
ミニバンの場合は、電動スライドドアや後席モニターの装備もチェックポイントです。
中古車ではメーカーオプションの後付けはできませんので、希望する装備が付いている車を探しましょう。

走行距離は少ない方が良い!?

走行距離の少ない車=程度が良いと考えています。外装のキズが少なく綺麗だったり、内装の状態も綺麗な車が多い傾向にあります。
車は、走れば走るほど各部品が消耗します。故障のリスクが高まりますので、走行距離の多い車は安くなります。
できれば避けたい10万km以上の走行車ですが、10年以上経過していれば走っていても不思議ではありません。メンテナンス履歴がわかり、消耗部品もしっかり交換されている車なら安心して乗れるケースも多くあります。

走行距離の目安は、1年1万kmであり、5年経過した車なら5~6万km走行で、標準的な距離といえるでしょう。
ただし、5年間で1万kmも走行していないなど、極端な低走行車の場合、メンテナンスがあまりされず、ゴム部品が硬化していたり、残っている燃料が変質していたり、見た目ではわからない劣化の可能性もあるため、乗り始めたら故障するリスクもあります。

走行距離が少なく、日常使用され、整備記録が残っている車なら、より安心して乗ることができます。

外装の状態と修復歴

車の見た目は綺麗な方が好感が持てます。年式が新しい車ほど綺麗で、古くなるほど使用に伴う細かいキズやヘコミが多くなります。
少しでも外装の綺麗な車を探すなら5年以内の比較的新しい車を探しましょう。
バンパーのキズやボディのヘコミは修理可能ですので、綺麗に修理してから乗るのも良いでしょう。

ある程度キズがある車は安く販売されています。見た目に納得して安く購入したい方にはおすすめです。

修復歴のある車は安く販売されており、修復歴やその内容を明示して販売しなければなりません。
フレームを大きく修正している車でも見た目は綺麗で素人目にはわかりません。普通に乗ることは可能ですが、万一の事故の際に本来の安全性能が発揮されない場合があります。また、ホイールアライメントの若干の狂いから、タイヤの扁磨耗の心配もあります。

大雨で冠水した車も、修理され販売されることがあります。今は大丈夫でも電機系統のトラブルによる車両火災のリスクが付きまといます。
フロアマットやトランクマットを剥がしたり、シートレールに錆や砂がないか確認しましょう。

車検の有無もチェック

中古車で車検が残っている場合は、自動車重量税が不要なため、購入時の諸費用が安くなります。車検の残期間が半年未満など短い場合は、次の車検がすぐに来ます。車検の費用は車種により異なりますが10万円前後の費用を見込まなければなりません。

車検が切れている、登録抹消済の中古車は、車検を取る必要があります。
点検整備費用や自動車重量税、自賠責保険など2年分の支払いが必要で、購入時の諸費用が多くなりますが、車検が丸々2年付きますので安心です。

予備検査付きとは?

ネットオークションでよく見る「予備検査付き」とは、車検に適合した点検整備済み車であり、登録時に自動車重量税と自賠責保険を支払えばすぐに登録できる車です。
ただし、「今の状態が車検に適合」なだけで、2年間安心して乗れる保証はありません。ブレーキパットやオイル類、タイヤの状態をよく確認しましょう。

内装の状態をチェック

走行距離の多い車、年式の古い車ほど注意が必要です。
シートの破れや穴、ハンドルのスレ、ダッシュボード付近のキズやテープの跡など、見える所、触れる所はチェックして、開けられるボックス類はすべて開けて確認しましょう。

タバコやペットの臭いもチェックしましょう。禁煙車は高く、喫煙車は安く販売される傾向にあります。
アクセルペダルの減り具合も確認し、走行距離が少ないのに減っていれば、メーターが戻されていないか疑いましょう。

タイヤの状態をチェック

タイヤの溝は1ヶ所でも深さが1.6mm未満の場合、そのまま走行するのは危険であり、車検に合格しません。
中古車でタイヤが減っていたなら新しいタイヤと交換しなければなりません。仮に2本だけ減っていたとしても4本セットで同一銘柄を揃えることをおすすめします。
タイヤの外側のみが減っている場合は、カーブを高速で走行していたり、交差点でハンドルを切ったまま急加速していた可能性があります。平均的にすり減っている車ほど大切に乗られていたと判断できます。

保証の有無

国産車の場合、5年を超えるとメーカー保証は無くなります。
中古車は故障のリスクがあることから、保証無し販売が多く見られます。
自信をもって良質な中古車を販売している店では、一定期間の保証を付けて販売しています。オーナーが変わって初期トラブルが起きやすいのが3か月以内ですので、半年以上の保証を付けてくれる販売店なら安心して購入できます。

10年10万km以上走行している車の場合、保証無しの「現状販売」が一般的です。
その分、販売価格は安く設定されています。

信頼できる販売店を見つけよう

車が良くても、お店の対応が悪かったら購入後の対応も心配です。
車の良い部分のみでなく、気になる点もしっかり説明してくれるお店をおすすめします。修復箇所がある場合には、第三者の鑑定書などでしっかり説明しくてれるお店なら納得して購入できるでしょう。

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